もうじゅう館
動物園の花形ともいうべきライオンやトラといったどう猛な動物は、コドモ立ちの間に於いてはとても人気の高い動物です。
怖がって近づけないのは意外と大人の方で、コドモ立ちは喜んで見に行くことが多いみたいですね。
こういった肉食系の動物は迫力満点で、非日常の代表的な存在なので、コドモにとっては新鮮でカッコいいという風に映るのでしょう。
そんな肉食動物が見られるエリアは、「もうじゅう館」です。
旭山動物園にもうじゅう館が誕生したのは、1998年齢9月のこと。
実はこの時期、旭山動物園は最大の危機を迎えていました。
動物を扱うメディア番組も少なくなって、テーマパークやアミューズメントパークなど、他の娯楽が一気に栄えている時代で、動物園という娯楽施設自体が下火の時代でした。
そんな中、この「もうじゅう館」が完成し、一気に人気を博したのです。
旭山動物園の誇る行動展示が色濃くなったのも、このあたりのことです。
臨場感満点の観察ができるということで一躍人気のエリアになり、旭山動物園の活性化に繋がりました。
沿ういう意味に於いては、旭山動物園を代表する施設といえます。
そんなもうじゅう館にいる動物は、ライオン、アムールトラ、ユキヒョウ、アムールヒョウ、クロヒョウ、ヒグマ。
なんといっても、ライオンとトラが人気です。
其の迫力に、多くのコドモ立ちが歓声を上げています。
また、見に行った人立ちの視線を釘付けにするのは、ヒョウです。
ネコ科の中でも特に猫っぽいことから、猫好きに於いては特に好かれる動物のようです。